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薬剤師になるのは国家試験に合格する必要がある。薬剤師国家試験である。この試験によって薬剤師として必要な知識と技能を有しているか判定する。薬剤師国家試験は最低年一回行われる。
この薬剤師国家試験、誰にでも受験できるものではない。大学において学校教育法に基づく薬学過程を修めた者にしか受験できない。ある日突然薬剤師になりたくなって独学で勉強して受験、というわけにはいかないのである。
試験は基礎薬学、医療薬学、衛星薬学、そして薬事関係法と薬事関係制度についての問題で行われる。
ではこの薬剤師国家試験、合格率はどれ程度のものなのだろうか?平成十九年の全体の合格率は75、58%。高いか低いかは事情を知らない人間にとってはなんとも判断しづらいものだが、試験は決して簡単なものではないことは容易に想像がつく。その証拠にこの合格率、出身大学によって大きく差が出ているのである。最も高い大学の合格率が97%強にまで達しているのに対し、低いところでは30%台まで落ち込む。
この差は大学のレベルの差もあるのだろうが、その大学が国家試験対策に力を入れているかいないかの違いもあると思われる。基本的に国公立大学よりも私立大学の方が合格率が高い。その理由は国公立大学は研究謝育成の方に力を注いでいるからだと言われている。
医薬品を扱うということはある意味人の命を預かる、ということでもある。教育の現場では試験対策を重視だけでなく、真に薬剤師に求められる倫理観、責任感の育成もきちんとしてほしい、というのがわれわれ一般人の正直な感想であろう。